ニール・ブロムカンプ最新作のスーパーナチュラルホラー映画、『デモニック(Demonic)』のメイキング映像が公開!
ニール・ブロムカンプ最新作『デモニック(Demonic)』
南アフリカ出身の映画監督であり脚本家のニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)、『第9地区(District 9)』や『エリジウム(Elysium )』で知られる彼は、2015年製作の『チャッピー(Chappie)』 以後、長編映画を手掛けていなかったのだが、ついにその最新作の公開が予定されている。
作品のタイトルは『デモニック(Demonic)』で、そのジャンルはスーパーナチュラルなホラー映画だとのこと。
Demonic . #ifcmidnight #demonicmovie pic.twitter.com/kw05KVXqm3
— Neill Blomkamp (@NeillBlomkamp) April 28, 2021
ストーリーはと言えば、数十年の間、母との深い溝と確執を抱える若い女性が主人公のようで、彼女の持つスーパーナチュラルな力はその溝の根底に関係しているようなのだが、その秘密が明らかにされた時、彼女が恐ろしい悪魔を解き放ってしまう、というようなものらしい。
監督と脚本を担うのはもちろんニール・ブロムカンプ。
そしてキャストとして、ニール・ブロムカンプの『エリジウム』や彼の短編作品『ラッカ(Rakka)』にも出演しているカナダの女優カーリー・ポープ(Carly Pope)。
I know for some this is all-too-familiar news. For me, I only just stumbled upon it.
— Carly Pope (@Pope_Onarope) January 14, 2021
I am deeply crushed to hear that @robdalyphoto has voyaged to new realms.
Collaborating with Rob, from late 90’s (!) was always such a treat. A pleasure. A foray into whimsy. pic.twitter.com/JErfyveAaU
『AVP2 エイリアンズVS.プレデター(Aliens vs. Predator: Requiem)』の、こちらもカナダの俳優クリス・ウィリアム・マーティン(Chris William Martin)。
アメリカのテレビドラマシリーズ『サイレン(Siren)』や、『ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア(Hellraiser: Hellseeker)』でのギブンズ刑事(Detective Givens)で知られるカナダの俳優マイケル・ロジャース(Michael J Rogers)。
ニール・ブロムカンプの『第9地区』にも出演している南アフリカの女優ナタリー・ボルト(Nathalie Boltt)。
女優でありコスチュームデザイナーでもあるアンドレア・アグル(Andrea Agur)などが出演している。
スーパー8mmフィルム風のメイキング映像が公開!
そして、ニール・ブロムカンプのTwitterに、いまだ謎多き本作品の初公開映像として、スーパー8mmフィルム(Super 8 mm film)で撮影されたかのようなレトロなスタイルのメイキング映像が公開されている。
Excited to show some super 8mm behind scenes of our secret horror film! .......Demonic. #IFCMidnight #demonicmovie pic.twitter.com/FpwcSDzQoM
— Neill Blomkamp (@NeillBlomkamp) April 28, 2021
ニール・ブロムカンプ自身が映り込んでいたり、ナタリー・ボルトらしき女性が宙吊りにされていたり、やけにドローンのシーン(撮影用のドローンなのか?)が長かったり、後半にはなにかSF的悪魔祓い要素の影があったり・・・と、やはり謎多きファウンド・フッテージ的な趣の映像ではあるが、期待は高まるばかりである。
というわけで、本作品の公開は、ビデオ・オン・デマンド(VOD)にて、2021年8月27日に公開が予定されているとのことで、その後、劇場での公開となるらしい。
おそらく近々、予告編映像も飛び出てくるかもしれないので、その時にまた本作品に触れることにしよう。そしてニール・ブロムカンプ愛好家としては、実に気になる作品であることは、言うまでもない。