狒々門の奥の入江のむじな島にて。

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映画『インディ・ジョーンズ (Indiana Jones)』シリーズの第5作目が始動、来週からイギリスで撮影が開始される!?

映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾ついに始動!

映画/エンターテインメント情報のオンラインマガジンである「DEADLINE」によれば、あの名高き映画『インディ・ジョーンズ』(Indiana Jones)シリーズ最新作である第5作目の撮影が、来週からイギリスで開始されるとのことである。

 

インディ・ジョーンズ』と言えば、わざわざここで説明する必要もないと思うが、ジョージ・ルーカス(George Walton Lucas, Jr.)とスティーヴン・スピルバーグSteven Spielberg)のゴールデンコンビによって製作されてきた例の考古学者映画である。

 

日本でのタイトルは『インディ・ジョーンズ』となっているが、正確には『インディアナ・ジョーンズ』。なぜちょっとだけ略しちゃったのか定かではないが、日本の配給会社が考えそうなことである。ストレートに「インディアナ」でいいじゃないか。

 

これまでの映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ

本作品のシリーズは今までに4作品製作されており、その全作品をスティーヴン・スピルバーグが監督している。

 

  1. レイダース/失われたアーク《聖櫃》』
    (Raiders of the Lost Ark)
  2. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
    (Indiana Jones and the Temple of Doom
  3. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』
    (Indiana Jones and the Last Crusade)
  4. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
    (Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)

 

 

広がりを見せる「インディアナ・ジョーンズ」の世界

そして本シリーズの主人公であるインディこと、ヘンリー・ウォルトン・“インディアナ”・ジョーンズ・ジュニア(Henry Walton "Indiana" Jones, Jr.)を主人公とした作品群は映画以外にも、スピンオフのドラマシリーズや小説、そしてゲームなど様々な分野に広がりを見せている。

 

ぼくはもちろんすべての映画作品を鑑賞したし、DVDも持っているので時々クソジャンクなワインをガブガブ飲みながら観返している。そして、スピンオフ作品であるドラマシリーズ『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』(The Adventures of Young Indiana Jones、Young Indiana Jones Chronicles)を、かつてテレビで観ていた記憶があるなあと、懐かしく思い出す。

 

 

さて、ここで『インディ・ジョーンズ』のことをいろいろと深く考察してもいいのだけれど、無駄に長くなってしまうので、今回は最新作の『インディ・ジョーンズ』に触れてゆこう。

 

正式なタイトルは未発表だが、いわゆる『インディ・ジョーンズ 5』である。

 

インディ・ジョーンズ 5』こと、最新作に出演するキャストの面々

では『インディ・ジョーンズ』の第5作目にはいったい誰が出演するのかと言えば、インディアナ・ジョーンズ役としてハリソン・フォード(Harrison Ford)が出演する、当たり前である。彼が出演しないのなら、もう最新作を製作する意味がなくなる・・・。『男はつらいよ』に渥美清が出演しないようなものだ。

 

 

 

そして改めてのキャストだが、

 

NBCのテレビシリーズ『ハンニバル』(Hannibal)や、小島秀夫監督によるビデオゲーム『DEATH STRANDING』(デス・ストランディング)で知られ、「北欧の至宝」とも称されるデンマーク出身の俳優マッツ・ミケルセン(Mads Mikkelsen)。

 

 

 

ロン・ハワード(Ron Howard)監督の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(Solo: A Star Wars Story)や、ドラマシリーズ『Fleabag フリーバッグ』(Fleabag)で知られるイギリスの女優であり脚本でもあるフィービー・ウォーラー=ブリッジPhoebe Waller-Bridge)。

 

 

ギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)監督の『ブレイド2』(Blade II)や、ダリオ・アルジェント(Dario Argento)監督の『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』(Dracula 3D)ではドラキュラ伯爵を演じているドイツの俳優トーマス・クレッチマン(Thomas Kretschmann)。

 

 

ライアン・カイル・クーグラー(Ryan Kyle Coogler)監督の『ブラックパンサー』(Black Panther)や、ドラマシリーズ『レジデント 型破りな天才研修医』(The Resident)に出演しているショネット・ルネ・ウィルソン(Shaunette Renée Wilson)。

 

 

 

そして、シェーン・ブラック(Shane Black)監督による『ザ・プレデター』(The Predator)や、デヴィッド・フィンチャー(David Andrew Leo Fincher)監督の『ゴーン・ガール』(Gone Girl)に出演しているボイド・ホルブルック(Boyd Holbrook)などが名を連ねている。

 

 

インディ・ジョーンズ 5』の監督はスピルバーグじゃないの!

そしてだね、非常に大きな問題だが、『インディ・ジョーンズ』最新作の監督はスピルバーグではない。『17歳のカルテ』(Girl, Interrupted)や『LOGAN/ローガン』(Logan)、そして『フォードvsフェラーリ』(Ford v Ferrari)の監督として知られるジェームズ・マンゴールド(James Mangold)が監督を担うとのことである。

 

 

 

う〜む、ここまできたらスピルバーグがやったらええやんと思うが・・・。ただしかし、音楽は流石にジョン・ウィリアムズ(John Williams)御大が担当するようである。

 

 

余談だがぼくは、ジョン・ウィリアムズのコンサートに行った経験があるよ。

 

 

イギリスのバンバラ城にて撮影が開始される!

そして来週から、今が2021年の6月4日金曜日だから、明けて6月7日の月曜日くらいからかな、『インディ・ジョーンズ 5』がついにクランクインするらしい!

 

撮影が開始されるのは、イングランドの北東海岸ノーサンバーランドのバンバラ村にあるバンバラ城である。

 

 

この古城は幽霊譚でも有名な場所らしく、いろいろと話したいこともあるのだが、その話はまた別な機会にとして、このバンバラ城での『インディ・ジョーンズ 5』撮影風景らしき写真がシェアされてる。

 

 

このツイートのよれば6月4日から6月12日まで撮影とのこと。

 

現在このバンバラ城、観光施設としては臨時休業のようなので、それはもちろん『インディ・ジョーンズ 5』の撮影が行われているからなのであろう。 

 

インディ・ジョーンズ 5』謎のプロット

さてそして、本作品のプロットだが、一説によれば1960年代の「宇宙開発競争」がテーマになっているという話がある。宇宙開発競争と考古学、月に関する極秘事項か、あるいは火星にまで至る話になるのか、なかなか興味がそそられる。

 

かつて、第5作目の舞台は日本だという噂も飛び出していたのだが、それはどこかに消え去ってしまったのか、あるいは本作の中に日本が登場することになるのか、それは定かではない。

 

というわけで、本作品の現時点での公開予定は、2022年7月29日となっている。

 

まあ、たぶん変動するだろうけれど、今後の動向に大いに期待しよう!