狒々門の奥の入江のむじな島にて。

大猿の如きものを連れた天人らしきものを見たあの日から、ぼくはずっとここにいます。

飛行機墜落事故から生還した女子サッカーチームを描いたサイコロジカル・ホラー、Showtimeのドラマシリーズ『イエロージャケッツ』(Yellowjackets)。

Showtimeのドラマシリーズ『イエロージャケッツ』

2021年11月14日にShowtimeにてプレミアとなるドラマシリーズ『イエロージャケッツ』(Yellowjackets)がすごくに気なるので取り上げてみたい。

 

 

Showtimeって?

ちなみにShowtime(ショウタイム)とは、1976年に開局したアメリカ合衆国のテレビ局であり、バイアコムCBSの傘下でもある。

 

Showtimeのドラマシリーズ『デクスター』

現在、ぼくはShowtimeのドラマシリーズをひとつ、毎日一話ずつ鑑賞中である。タイトルはといえば、『デクスター 警察官は殺人鬼』(Dexter)。邦題はひどくて、「警察官は殺人鬼」なんていうクソみたいな副題が掲げられているが、ぼくが観ているAmazon Prime版にはおかしな副題は付いていない。どうやら後に却下されたようである。

 

そんな副題を付けるやつの気が知れねえが、700歩譲って、「鑑識官は殺人鬼」にすべきである、いずれにせよそんな「奥様は魔女」的な副題はまったく不要なので削除されて然るべきであろう。

 

いまシーズン4を鑑賞中であるが、現在の主要キャストとして、ぼくの割と好きな俳優であるジョン・リスゴー(John Lithgow)が出演しており、彼はこの役でエミー賞ゴールデングローブ賞を受賞している。そしてまだまだ話は続き、どうやらシーズン8まであるらしい・・・、アメリカのドラマシリーズは長すぎるのが玉に瑕、途中でくじけることが多い。

 

 

ついでなのでちょっとだけ『デクスター』のことを書くと、物語は前述の副題の通り、マイアミ警察の鑑識官がシリアルキラーだというお話で、原作はアメリカ合衆国の犯罪小説家ジェフ・リンジー(Jeff Lindsay)の『デクスター 幼き者への挽歌』(Darkly Dreaming Dexter)。

 

 

主人公である鑑識官でありシリアルキラーのデクスター・モーガン (Dexter Morgan)を演じるのは、マイケル・C・ホール(Michael C. Hall)。彼はこのドラマで共演したジェニファー・リアン・カーペンター(Jennifer Leann Carpenter)と交際の後に結婚したが、二年くらいで離婚しているようである。彼女の役は、デクスターの義妹であるデボラ・モーガン。物語の中でも一番親しい存在だから、ずっと一緒にいたら好きになっちゃうかもなあ。

 

 

余計な話だが、ジェニファー・リアン・カーペンターってぼくはけっこう好き。

 

それでさ、いまシーズン4だから、まだまだ先は長いのだが、なんと2021年11月7日から、続編『デクスター:ニュー・ブラッド』(Dexter: New Blood)なるドラマシリーズが、もちろんShowtimeで放送開始される予定だとのこと。

 

 

本作品、けっこうおもしろいし、まだくじけずに観続けているので、たぶんシーズン8まで到達しそうな予感。そしたら続編が楽しみになるなあ。今はまだそれほど楽しみじゃないけれど。

 

 

さて、余談がクソみたいに長くなったのでそろそろ先に進みたいが、余談ついでに、ぼくはかつて某外資系の企業でデザイナーをしていたことがある。そしてその会社はバイアコムに飲み込まれてなくなってしまったなあ、そんなことを思い出した。懐かしき日々である。

 

 改めて、Showtimeのドラマシリーズ『イエロージャケッツ』

さてでは、改めて今回の本題であるドラマシリーズ『イエロージャケッツ』の話に移ろう。

 

本作品はジャンルでいうと、心理的なホラー、いわゆるサイコロジカル・ホラーな物語であるらしい。

 

ざっくりなストーリーラインはというと、高校の女子サッカーチームの物語であるらしく、彼女たちを乗せた飛行機が事故を起こし、オンタリオ州の荒野の奥深くで墜落してしまうというもの。おそらくは、その事故が起こった時代の物語と、その後の生存者としてのチームメンバーの現在の物語が交錯して描かれるドラマなのだと思う。

 

ちなみにタイトルになっている『イエロージャケッツ』って、たぶんサッカーチームのチーム名だよね、きっと。

 

さて、本作品のパイロット版を監督しているのは、ミシェル・ロドリゲス(Michelle Rodriguez)主演の『ガールファイト』(Girlfight)で知られるニューヨーク州ブルックリン出身の映画監督カリン・クサマ(Karyn K. Kusama)、名前の通り日系人でお父さんは北海道の人だとか。

 

 

『イエロージャケッツ』の個性豊かな出演者

そしてキャストとして注目したいのは、

 

チームメンバーのナタリー役を演じる、ジュリエット・ルイス(Juliette Lewis)。ぼくの彼女のイメージってたぶんけっこう若い頃のものが多い気がする。ドミニク・セナ(Dominic Sena)監督の『カリフォルニア』(Kalifornia)とか、ロバート・アンソニー・ロドリゲス(Robert Anthony Rodriguez)監督の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(From Dusk Till Dawn)とかね。

 

 

あっ、でもあんまり変わってない。

 

 

そしてもうひとり、チームメンバーのミスティ役を演じるクリスティーナ・リッチ(Christina Ricci)。彼女も同じく、すっごく若い頃のイメージが強い。バリー・ソネンフェルド(Barry Sonnenfeld)監督の『アダムス・ファミリー』(The Addams Family)をはじめ、ヴィンセント・ギャロVincent Gallo)監督の『バッファロー'66』(Buffalo '66)とか、テリー・ギリアム(Terry Gilliam)監督の『ラスベガスをやっつけろ』(Fear and Loathing in Las Vegas)とか。ティム・バートン(Tim Burton)監督の『スリーピー・ホロウ』(Sleepy Hollow)にも出てるね。

 

 

 

さらには、

 

ショーナ役として、ピーター・ロバート・ジャクソン(Peter Robert Jackson)監督の『乙女の祈り』(Heavenly Creatures)で知られるニュージーランド出身の女優メラニー・リンスキー(Melanie Lynskey)。

 

 

タイッサ役として、CBSのドラマシリーズ『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』(Unforgettable)のタウニー・サイプレス(Tawny Cypress)が出演している。

 

 

この4人のフォア・ショットがそれぞれのインスタグラムにアップされていたりする。たぶん撮影の合間かな?

 

 

他にも、おそらくチームメンバー役だと思うけれど、

 

アキラ役として、ドラマシリーズ『ヴァン・ヘルシング』で知られるカナダ出身の女優キーヤ・キング(Keeya King)とか。

 

 

 

そして、ジャッキー役として、ティム・バートン(Tim Burton)監督の『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(Miss Peregrine's Home for Peculiar Children)や、ザック・スナイダー(Zack Snyder)監督の『アーミー・オブ・ザ・デッド』(Army of the Dead)で知られるイギリスの女優エラ・パーネル(Ella Purnell)なんかも出演している。

 

 

 

この2人は年齢からして、おそらく飛行機事故当時のヤングなチームメンバーであろう。

 

あっ、ということは、ジュリエット・ルイスクリスティーナ・リッチの若い頃を演じているのは、いくら昨今のVFXがすごいとはいえ、まさか本人たちじゃないだろうから・・・。 

 

はい、もちろん、別な人が演じてます。

 

若き日のナタリーを演じているのは、ドラマシリーズの『エクソシスト』(The Exorcist)に出演していたソフィー・サッチャー(Sophie Thatcher)。

 

 

 

そして、若き日のミスティ(クリスティーナ・リッチ)を演じているのは、サミー・ハンラティ(Sammi Hanratty)。

 

 

写真はクリスティーナ・リッチとのツー・ショット。

 

さらに、若き日のタイッサ役を演じる、ジャスミン・サボイ・ブラウン(Jasmin Savoy Brown)とか。

 

 

若き日のショーナ役を演じる、フランス系カナダ人女優のソフィー・ネリッセ(Sophie Nélisse)。

 

 

写真はロッティー役のコートニー・イートン(Courtney Eaton)と一緒。彼女のInstagramにはチーム女子とのツー・ショットがいっぱいある。サッカーチームのメンバーらしき女子たちのオフショットもあったよ。

 

 

女子サッカーチームの物語ということで、まずは女優メインで取り上げたので、その他の出演者はと言いたいところだが、長くなったので今回はこのへんで。

 

ちなみに最近一番気になっているのがこのドラマシリーズ、早く観たいなあ。

 

というわけで、本作品のオフィシャル・トレーラーが公開されているので、最後に取り上げておきたい。